And Co ffee（アンドコーヒー）
PROFILE
2024年7月23日にオープンしたAnd Co ffee（アンドコーヒー）は、東京都世田谷区三軒茶屋にひっそりと佇む隠れ家的なカフェです。その独特な雰囲気と居心地の良さで、瞬く間に地元のカフェ好きたちの間で話題となりました。And Co ffeeを運営する、三軒茶屋で居酒屋やバーを運営してきた経験から、夜遅くまでゆっくりとくつろげる場所を提供したいという強い思いを抱いていました。
三軒茶屋と言えば、夜の賑わいが象徴的なエリアですが、昼間にゆっくりと過ごせるカフェが少ないというお客さんからの声もあり、この地域に新しい風を吹き込もうと決意。そして、Wi-Fiと電源が完備され、リモートワークや作業ができる環境を整えたカフェをオープンするに至りました。
店名「And Co ffee」は、親会社である「株式会社Marry＆Co.」の社名に由来し、「＆」と「Co」を取り入れたものです。この名前には、「コーヒーと一緒に」「会社と一緒に」といった、様々なシーンで寄り添う存在でありたいという願いが込められています。カフェで過ごすひとときが、日常に「+α」の価値をもたらすことを目指しているAnd Co ffeeは、三軒茶屋の新しいスタンダードとなることでしょう。
And Co ffeeでは、エスプレッソに対する強いこだわりが感じられます。店内で使用されている「TEMPESTA」というエスプレッソマシンは、2022年からバリスタの世界大会WBCの公式スポンサーとして採用されている最新の機器です。
このエスプレッソマシンを用いて抽出されたエスプレッソは、深みのあるコクとバランスの取れた苦味が特徴で、コーヒー愛好者からも高い評価を得ています。また、このエスプレッソを基に作られるキャラメルラテやバニラアイスラテは、毎回安定した品質と味わいを楽しめると好評です。特にバニラアイスラテは、濃厚なバニラアイスが溶け出すことで、ラテの風味が一層豊かになります。
スイーツ好きにおすすめなのが「自家製 And Co ffeeプリン」です。
元フレンチシェフが考案した秘伝のレシピで作られるこのプリンは、少し固めの食感と濃厚なカスタードが特徴です。さらに、程よいほろ苦さのカラメルがプリンの甘さと絶妙にマッチしており、コーヒーとの相性も抜群です。このプリンはドリンクと一緒に楽しむのがおすすめで、And Co ffeeならではの贅沢なひとときを演出してくれます。
フードメニューも充実しており、特に人気があるのが「生ハムのカプレーゼ風クロックムッシュ」です。
こちらは、注文が入ってから丁寧に調理され、トーストの部分はカリッとした食感が楽しめる一方で、内側は生ハムとチーズの旨味がしっかりと染み込んだしっとりとした仕上がりになっています。付け合わせには新鮮なサラダやキャロットラペが添えられており、栄養バランスの取れた一食となっています。ボリュームもあるので、ランチやディナーとしても満足できるメニューです。この他にも「ちょこっとフード」もあり、小腹がすいたときや作業途中に何かつまみたい時に楽しめる軽食もあります。
さらに、And Co ffeeでは「メロンクリームソーダ」も人気メニューの一つです。
通常のメロンソーダとは一味違い、オールドファッションドグラスで提供されるこの一品は、見た目にもスタイリッシュで、味わいも爽やか。暑い季節には特にぴったりなドリンクで、店内でリフレッシュしたい時には最適です。
And Co ffeeでは、ただコーヒーを楽しむだけでなく、居心地の良い空間で自分だけの特別な時間を過ごすことができます。店内の照明は18時を境に変化し、昼間は明るく開放的な雰囲気、夜には暖色系の灯りが加わり、落ち着いた大人の空間へと移り変わります。そんな魅力的な空間の中で、ぜひこだわりのメニューを堪能してみてください。
今回注文したメニュー
バニラアイスラテ
まず注文したのは、バニラアイスラテです。このドリンクは、エスプレッソのほろ苦さと濃厚なバニラアイスの甘さが絶妙に融合した一品。
アイスがラテの中で少しずつ溶けていく過程を楽しめるのも魅力的です。バニラアイスとラテをスプーンで一緒にすくって食べると最初はバニラアイスのクリーミーな甘さが口いっぱいに広がり、その後エスプレッソのコクと苦味が追いかけてきます。バニラアイスが溶けだした頃にラテと混ぜるとまろやかな風味が際立ちます。
暑い日には特にぴったりで、一度で二度楽しめリフレッシュできること間違いなしです。
生ハムのカプレーゼ風クロックムッシュ
次に試したのは、生ハムのカプレーゼ風クロックムッシュです。注文が入ってから丁寧に調理されるため、トーストはサクサク、内側はしっとりとした仕上がり。
生ハムの塩味とチーズの濃厚さが絶妙にマッチし、トマトのフレッシュな酸味がアクセントになっています。ボリュームたっぷりで、付け合わせのサラダやキャロットラペも新鮮で彩り豊か。クロックムッシュ自体はボリューミーですが、サイドディッシュがバランスよく配置されているため、見た目にも食欲をそそります。
栄養バランスの取れたランチとしても満足度が高く、何度でもリピートしたくなるメニューです。
自家製 And Co ffeeプリン
自家製 And Co ffeeプリンもいただきました。このプリンは、少し固めのしっかりとした食感が特徴で、濃厚なカスタードの味わいが口の中に広がります。
ほろ苦いカラメルがアクセントとなり、甘さ控えめのカスタードと絶妙なバランスを保っています。
特に、食後のコーヒーと一緒に楽しむことで、その濃厚さが一層引き立ちます。単品でも十分満足できますが、ドリンクとのペアリングでさらに贅沢なひとときを過ごせる一品です。
お客さんにどう過ごしてほしいか
And Co ffeeでは、お客様の日常に「＋α」の時間を提供することをコンセプトに掲げています。店内はリモートワークやPC作業に最適な環境が整っており、全席にWi-Fiと電源が完備されているため、集中して作業を進めたい方には最適な場所です。しかし、店長をはじめとするスタッフが提供するのは、ただの作業空間ではありません。程よい音量のBGMが雑音を遠ざけ作業や会話に集中できる空間、そして訪れるたびに「ホッとする」ひとときをお届けしています。
このカフェでは、お客様が自分のペースでリラックスし、時間を忘れてくつろげるような空間作りに力を入れています。友人との語らいのひとときや、一人でのんびりと過ごす時間を楽しんでいただけるよう、イスとテーブルの高さや席の配置や照明、インテリアに至るまで細部にこだわっています。また、店内の座席は、お客様のプライベート感を大切にするため、他の席からの視線が気にならないように工夫されており、まるで自分だけの隠れ家のような感覚を味わえます。
夕方には照明が少しずつ変わり、昼間の明るく開放的な雰囲気から、夜には落ち着いた大人の空間へと変化します。その時間帯ごとに異なる空気感を楽しみながら、コーヒー片手に贅沢な時間をお過ごしください。時間を忘れて没頭できる空間として、訪れたお客様が「もうこんなに時間が経っていた」と驚くような、居心地の良い場所を提供したいと考えています。
内観
取材を通して強く感じたのは、And Co ffeeの内装に込められた細部にわたるこだわりです。このカフェはビルの一角に位置し、隠れ家的な場所にあるため、初めて訪れる方は入り口を見逃してしまうかもしれません。しかし、この控えめで見つけにくい入り口こそが、And Co ffeeの魅力の一つです。扉が二つ設置されており、まるで秘密の場所に足を踏み入れるような、ちょっとした冒険心をくすぐる設計になっています。
店内に一歩足を踏み入れると、そこには洗練された空間が広がっています。インテリアは、座る場所によって異なる雰囲気を楽しめるように巧みにデザインされており、それぞれの席が異なる個性を持っています。これにより、訪れるたびに新しい発見があり、自分だけのお気に入りのスポットを見つける楽しみも提供されています。さらに、店内の座席配置は、お客様のプライバシーを考慮し、他の席からの視線を遮るように観葉植物やパーティションが巧みに配置されています。これにより、まるで自分だけの静かな時間を過ごすかのような、リラックスしたひとときが味わえます。
また、And Co ffeeのもう一つの魅力は、インテリアの機能性です。店内で使用されているテーブルや椅子、雑貨などは、全てその場でネット購入が可能です。各インテリアにはQRコード付きの値札が付いており、気に入ったアイテムがあれば、すぐにスマートフォンで詳細を確認し、そのまま購入することができます。さらに、特別割引が適用される商品もあり、カフェで過ごす時間がより楽しいものになります。And Co ffeeは、インテリアの美しさだけでなく、実用性や購入の利便性も兼ね備えた、訪れる度に新しい体験を提供してくれる場所です。
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