【東京都・渋谷区】カフェド・ラ・フォンティーヌ-こだわりの一杯と歴史を感じる空間

『カフェド・ラ・フォンテーヌ』とは

『カフェド・ラ・フォンテーヌ』

『カフェド・ラ・フォンテーヌ』とは
カフェ・ド・ラ・フォンテーヌ店舗入り口
『カフェド・ラ・フォンテーヌ』とは
カフェ・ド・ラ・フォンテーヌ店舗入り口

PROFILE

渋谷街の喧騒を抜けて神泉に抜けると、そこにはひっそりと佇む喫茶店「カフェド・ラ・フォンテーヌ」があります。店名はフランス語で「泉」を意味し、かつてこの地に霊水を沸かした共同浴場「弘法湯」があったことに由来しています。

オーナーの佐藤さんは、この地に深い縁を持つ人物です。ひいおじい様が開いた共同浴場の4代目としての歴史を背負い、現在はその跡地に奥さんと共にこのカフェを営んでいます。佐藤さんは、カフェの経営だけでなく、写真家としての顔も持っています。

店内には写真家でもある佐藤さんの愛用のカメラが数多く展示されており、カメラ好きにはたまりません。
また壁には渋谷の歴史の変遷を物語る写真が数多く飾らており、今と昔、過去と現在を結ぶ物語を心ゆくまで楽しむ事ができます。

カフェの中には穏やかに流れる音楽が漂い、禁煙の環境が整っていて、心地よく過ごす事ができる空間になっています。
1人でもゆっくりできますし、カップルやグループでもゆっくりと心を休めることができる場所となっています。
時折聞こえてくる踏切の音が、日常を特別な時間へと変化させてくれ、目を閉じると心地よい時間が訪れるようです。

「カフェド・ラ・フォンテーヌ」は、地域交流の場として、そして渋谷の歴史を感じられる空間として、訪れる人々に特別な時間を提供し続けています。佐藤さんの温かな人柄と、この場所が持つ特別な雰囲気をぜひ一度体験してみてください。

『カフェド・ラ・フォンテーヌ』

マスターに聞いたおすすめメニュー

カフェド・ラ・フォンテーヌのオリジナルブレンドコーヒーは、オーナーの情熱とこだわりから生まれた一杯です。注文が入るたびに、ハンドドリップで丁寧に淹れられるそのコーヒー(税込550円)は、澄んだ味わいとほのかな酸味が特徴です。深すぎない焙煎が香りを引き立て、すっきりとした味わいを提供します。

オーナーは幼い頃からコーヒーを淹れるのが大好きでした。自ら焙煎したコーヒーを家族に提供し、「美味しい」と喜ばれることに大きな喜びを感じてきました。そんな彼の誠実な人柄とこだわりが、一杯のコーヒーからも伝わってきます。

アイスコーヒー(税込680円)もまた、一杯ずつ丁寧にドリップで淹れられ、夏の暑さを和らげる一品です。アイスオーレ(税込750円)は、ミルクとコーヒーが二層に分かれて提供され、その美しさに混ぜるのが惜しくなるほどです。さらに、大人の味わいを楽しみたい方には、アルコール入りのアイスコーヒーもおすすめです。

カフェド・ラ・フォンテーヌでは、コーヒーとカステラのセットもあり、近年の値上げを考慮しながらも、気軽に楽しんでもらえる価格で提供されています。これは、オーナーの優しさから生まれたアイデアです。コーヒーが苦手な方でも、紅茶やオレンジジュース、レモンスカッシュなどの選択肢が豊富に用意されています。その中には、おすすめのハーブティーもあり、時々の要望に応じて特別に淹れてくれることもあります。

このカフェは、オーナーのこだわりと優しさが詰まった場所です。来店するたびに、新たな魅力を発見できる、そんなカフェド・ラ・フォンテーヌの物語がここにあります。

マスターってどんな人?

カフェド・ラ・フォンテーヌのマスターってどんな人?

渋谷神泉で先祖代々暮らしてきた喫茶店のオーナー、佐藤豊さん。写真家としても活躍する彼は、幼い頃から地域の歴史に触れ、その変遷を肌で感じてきました。そんな彼の想いから、奥さんとともに喫茶店をオープンしました。今でも夫婦で営業を続けており、店内は一人でも居心地が良く、カップルや友人との会話、軽い商談にも最適な空間です。美味しいコーヒーを片手に、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。

佐藤さんとの対話は、喫茶店の歴史や渋谷・東京の移り変わり、そして写真への情熱と多岐にわたります。彼の魅力的な語り口に、時間を忘れて耳を傾けることでしょう。写真が趣味の方、歴史に興味がある方、そして変化し続ける渋谷の過去に思いを馳せたい方にとって、この喫茶店はぜひ訪れてほしい場所です。

佐藤さんとの出会いが、新たな発見と感動をもたらしてくれるでしょう。彼の語る渋谷の物語、そしてその場で味わう一杯のコーヒーが、特別なひとときを提供してくれること間違いありません。

外観

カフェド・ラ・フォンテーヌの外観
神泉駅南口から坂を下ると右側にカフェド・ラ・フォンテーヌ

取材を通して感じたのは、お店のコンセプトやコーヒーなどのメニューに込められた社会貢献や地域への思い、そして誠実さでした。店内には、訪れる人々にリラックスしてほしいという温かな空気が漂っており、初めて訪れる人でも居心地の良さを感じることができます。

取材中、常連らしき女性が一人、男性が二人来店していました。女性客は「またね」と言いながら退店し、男性客二人は商談らしき長い雑談を続けていました。その後、私と同じタイミングで新しい男性客が来店し、さらにその後カップルが来店しました。どちらも初めてのようでしたが、リラックスした様子でアイスオーレを注文していました。

店名の「泉」が示すように、この場所は水場に動物が集まるかのごとく、人々が自然と立ち寄る憩いの場となっています。訪れる誰もが心地よく過ごせる、この特別な空間は、まさに日常の中のオアシスと言えるでしょう。

店舗情報

店名カフェド・ラ・フォンテーヌ
住所東京都渋谷区円山町23-2 ラフォンテーヌビル1F
座席数カウンター4席、テーブル席6(2人席×2・4人席×2)
営業時間12:00~20:00
定休日土・日・祝日
アクセス京王井の頭線「神泉駅」から徒歩1分
決済方法現金
備考・90分以上の滞在は追加オーダー
・携帯電話での通話禁止

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