【東京都・渋谷区】FabCafe Tokyo(ファブカフェ トーキョー):ものづくりが身近に感じられる空間

FabCafe Tokyo(ファブカフェ トーキョー)

FabCafe Tolyo 店舗入り口
FabCafe Tokyo 店舗入り口

PROFILE

FabCafe Tokyo(ファブカフェトーキョー)は、2012年3月7日にオープンした、ものづくりとカフェが融合したユニークなスペースです。ここは、Fab(ファブ)好きの人々が集まり、交流し、新たなアイデアやプロジェクトを生み出す場として設立されました。マネージャーの赤坂さんが率いるこのカフェは、最先端のUVプリンターやレーザーカッターなどのデジタルものづくりマシンを完備し、クリエイターはもちろん、Fab初心者でもわかりやすく自由に利用できる環境を提供しています。

「Fab」とは「FABrication(ものづくり)」や「FABulous(愉快な、素晴らしい)」という意味があります。FabCafe Tokyoは、特別なラボや工房ではなく、カフェという日常的な空間で誰でも気軽にものづくりを楽しめる場所を目指しています。ここでは、カフェとしてのリラックスした雰囲気と、デジタル工作機器を活用したクリエイティブな活動が共存しており、訪れる人々に新しい体験とインスピレーションを提供しています。

FabCafe Tokyoは、ものづくりの楽しさを広めるだけでなく、地域のクリエイターやアーティスト、企業とも連携し、食、アート、バイオ、AI、教育など多岐にわたる分野でのコラボレーションイベントも積極的に行っています。こうした取り組みにより、FabCafe Tokyoは単なるカフェの枠を超えた、多様なイノベーションが生まれる場として多くの人々に愛されています。

FabCafe Tokyo
マネージャーのおすすめメニュー

FabCafe Tokyoでは、国内の有名コーヒーロースター6か所から厳選した豆を使用したシングルオリジンのエスプレッソが毎日提供されています。バリスタが豆の状態を見極めて淹れるため、訪れるたびに異なる風味を楽しめます。また、エスプレッソを基にしたカフェラテも人気で、日替わりのエスプレッソが使用されるため、毎回異なる味わいを堪能できます。カフェラテはホットとアイスの両方が選べます。

ジンジャーチャイラテは7~8種類のスパイスを自家ブレンドしたチャイで、ジンジャーが強めに効いたスパイシーな味わいが特徴です。こちらもホットとアイスの両方が選べ、季節を問わず楽しむことができます。スパイスの風味がしっかりと感じられる上、ラテのふわふわ感も楽しめるチャイ好きにはたまらない一品です。

スイーツも充実しており、中でも特におすすめなのがティラミスです。日替わりで使用するコーヒーが変わるため、毎日異なる味わいを楽しめます。取材日に使用されていた「エルサルバドル産 アコパカ」という豆は、フレッシュな果実感と心地よい甘さが特徴で、ティラミスも軽い口当たりで、ほどよい苦味と甘さのバランスが絶妙でした。ティラミスには使用されるコーヒー豆の情報カードが添えられており、その日限りの特別な風味を楽しめます。

また、ヴィーガン対応メニューが豊富なのも嬉しいポイントです。ホウレン草とひよこ豆のカレーはDJのようにその場に合わせてカレーを作って回る「カレージョッキー」のオリジナルレシピでヴィーガン対応メニューとしても人気があります。スパイスの香りが食欲をそそる本格的なスパイスカレーで、ホウレン草とココナッツベースのルーにひよこ豆が加わり、辛さと優しさが絶妙に調和しています。ヴィーガンの方はもちろんカレー好きにも楽しめる一品です。

さらに、FabCafe Tokyoではコーヒーの淹れ方にもこだわりがあり、ハンドドリップのV60だけでなく、注文時に希望すればエアロプレスにも対応しています。豆や精製方法、焙煎によって抽出方法を自分好みのものに変えるなどしてコーヒーを楽しんでみてください。

今回注文したメニュー



エスプレッソソーダ(ICE)


今回、まず注文したのはエスプレッソソーダでした。このドリンクは自家製レモネードとエスプレッソショットを組み合わせたもので、初めの一口目からそのユニークさに良い意味で驚きました。

微炭酸の爽やかさがすぐに口の中に広がり、レモネードの自然な甘みが感じられます。そこにエスプレッソのほろ苦さが加わり、絶妙なバランスを楽しめました。

暑い日にぴったりのリフレッシュドリンクで、一度飲むとその爽快感に病みつきになります。何度でもリピートしたくなる味わいで、リピーターが多いのも納得です。



FabCafe飛騨の冷やしカヌレ


次に試したのは、FabCafe飛騨の冷やしカヌレです。冷やして提供されるという珍しいスタイルに興味を惹かれて注文しました。実はこのカヌレは、系列店である「FabCafe飛騨」から冷凍で郵送されているものです。

ひんやりとした感触が夏にぴったりで、口に入れるとまずその冷たさに驚きます。生地はしっとりもっちりとしており、外側のカリッとした食感と香ばしさ際立ちます。

カットされた状態で提供されるため、作業の合間に手軽に食べられるのも嬉しいポイントです。程よい大きさなので小腹がすいたときなどにちょうど良い一品です。

お客さんにどう過ごしてほしいか

FabCafe Tokyoは、ものづくりをテーマにしたユニークなカフェです。店内にはfree Wi-Fiやコンセントが完備されており、平日にはクリエイター、休日には美大生や学生たちが集まり、課題やプロジェクトに取り組む姿が見られます。ここでは、初めてUVプリンターやレーザーカッターを使う人も安心して利用できるよう、スタッフが丁寧にサポートしてくれます。

このカフェでは、ぜひ自分の創造力を最大限に引き出して過ごしてほしいです。コーヒーを片手に、自由にものづくりを楽しむ時間を持ってみてください。インスピレーションが湧いたら、その場でアイデアを形にすることができる環境が整っています。友人や同僚と一緒に来て、協力してプロジェクトに取り組むのもおすすめです。

定期的に開催されるコーヒー教室やFab meet upイベントに参加して、新しいスキルを学び、他のクリエイターたちと交流するのも素晴らしい過ごし方です。イベントを通じて、新たなアイデアや視点を得ることで、さらに創造力が刺激されるでしょう。

また、FabCafe Tokyoのレンタルスペースを利用して、個展やワークショップ、LIVE配信などを開催してみてはいかがでしょうか。自分の作品を展示したり、新しいプロジェクトを発表する場として活用できます。クリエイティブな空間で過ごす時間が、あなたのものづくりの旅をより豊かで充実したものにしてくれるはずです。

内観

FabCafe Tokyoの内観は、渋谷の街にマッチしたスタイリッシュなデザインが特徴です。モルタルの壁や木製の床、棚、カウンターが無機質と有機質の調和を感じさせ、洗練された雰囲気を醸し出しています。壁には建築時のメモが残されており、訪れるたびに新たな発見があるのも楽しみのひとつです。

大きな窓からは外の様子が見えるため、長時間滞在しても閉塞感がなく、快適に過ごせます。自然光がたっぷり入る店内は、明るく開放的でリラックスできる空間となっています。展示スペースも設けられており、個展やイベントで多くのクリエイティブな作品が展示される場としても活用されています。クリエイターたちが自分の作品を発表する機会が豊富にあるため、訪れる人々に新しい刺激とインスピレーションを提供しています。

FabCafe Tokyoは、ものづくりとカフェ文化を融合させた新しいスペースです。ここでは、クリエイターや学生、一般の方々が集まり、自由な発想で新しいアイデアやプロジェクトを生み出す場として多くの人々に愛されています。普通のカフェとしての利用はもちろん、定期的に開催される気になるイベントに参加したり、ものづくりに挑戦したい人々が第一歩を踏み出す手助けをしてくれる場所としても魅力的です。まずは気軽にカフェとして一度訪れて、その魅力を体感してみてください。

店舗情報

店名FabCafe Tokyo(ファブカフェ トーキョー)
住所東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア 1F
座席数全58席 (テーブル席21席)
営業時間10:00~20:00(L.O. 料理18:30/ドリンク19:30)
定休日年末年始
アクセス「渋谷駅」から徒歩8分
決済方法現金、クレジットカード、電子マネー、PayPay
備考開催するイベントや貸し切りについてはInstagramでお知らせ

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