生豆珈琲焙煎香房グラーノ
PROFILE
生豆珈琲焙煎香房グラーノは、東京都目黒区の目黒銀座商店街に位置する2006年にオープンしたコーヒー専門店です。オーナーの永田さんは、もともと大手コーヒー会社に勤めており、そこでの経験を活かして独自の焙煎技術を磨きました。退職後、自分の店を持ちたいと考えていた永田さんは、知人の会社で開発された短時間で焙煎できる機械に出会いました。この画期的な機械で焙煎した豆を使って、高品質なコーヒーを提供することを目指し、退職の1年前に定年を前倒ししてお店を始めました。
店名「グラーノ」は、永田さんの友人の父親が提案したラテン語で「穀物」という意味の言葉から取られました。この名前には、コーヒー豆を大切に育て、焙煎することへの感謝と愛情が込められています。
お店のコンセプトは「地域に根差し、買いやすい価格で美味しいコーヒーを提供する」ことです。永田さんは「台所の中にいつもコーヒーがある生活を届けたい」という思いで、地元のお客様に愛されるお店を目指しています。エリアに根差したニッチなお店として、多くのコーヒー愛好者に支持されています。
店内のデザインには永田さんのこだわりが詰まっており、自分の好きな喫茶店の要素をいくつか融合させたものです。知人の設計士に依頼して、温かみのある居心地の良い空間を作り上げました。カウンター席とテーブル席があり、どちらもリラックスしてコーヒーを楽しむことができます。
永田さんが提供するコーヒーは、焙煎技術の高さと品質の良さが際立っています。特に、永田さんが選び抜いた豆を使用し、注文ごとに最適な焙煎を行うことで、常に新鮮で美味しいコーヒーを提供しています。コーヒーに対する深い知識と情熱が感じられるお店です。
生豆珈琲焙煎香房グラーノのメニューは、リーズナブルでありながら高品質なコーヒーを提供しています。
特におすすめのロイヤルキャメルは、カリビアンブレンドの甘みとコクが絶妙で、フルーティーな風味も楽しめます。
また、ハイチマールブランシュは日本では非常に珍しいスペシャリティコーヒーで、バランスの取れたフルーティーさや余韻が特徴です。ゲイシャはライムのようなかんきつ系の奥深い香味が楽しめ、エクセレントブレンドは深い苦味が好きな方にぴったりです。
好きなコーヒーと一緒に楽しめるコーヒーゼリーセットのコーヒーゼリーは少し硬めでほろ苦く、トッピングのクリームと珈豆香蜜との相性も抜群です。特にグラーノオリジナルの珈豆香蜜のコクのある上品な甘さがコーヒーゼリーのおいしさをより引き立たてています。
珈豆香蜜は店内で販売もしているので、購入して家でバニラアイスにかけたり、ガムシロップ代わりにアイスコーヒーに入れるのもおすすめです。
お客さんにどう過ごしてほしいか
生豆珈琲焙煎香房グラーノでは、お客様にコーヒーを心から楽しんでいただきたいという強い願いがあります。そのため、パソコンでの作業はお断りしており、コーヒーの香りや味わいを存分に楽しみながら、リラックスした時間を過ごしていただくことを大切にしています。店内の落ち着いた雰囲気の中で、日常の喧騒を忘れ、心豊かなひとときを過ごしていただきたいと考えています。
価格も抑えられており、気軽に美味しいコーヒーを楽しめるのもグラーノの魅力です。永田さんは「地域に根差し、買いやすい価格で美味しいコーヒーを提供する」ことを目指しており、地元のお客様に愛されるお店を作り上げています。店内では、永田さんの豊富な知識を聞きながら、自分好みの一杯を見つける楽しみも味わえます。
また、お客様同士の交流も大切にしており、コーヒーを通じて新しい出会いや会話が生まれる場として機能しています。友人や家族との会話はもちろん、偶然の出会いや永田さんや奥様との交流を通じて、心温まる時間を過ごしていただければと思います。
永田さんと奥様が阿吽の呼吸でお店を運営する様子も、訪れるお客様にとって心地よい雰囲気を醸し出しています。奥様が丁寧に淹れる一杯一杯のコーヒーには、深い愛情と情熱が込められており、それを味わうことでお客様もその思いを感じ取ることができるでしょう。
特に初めて訪れる方や、コーヒー初心者の方でも安心して楽しめるよう、永田さんは親切丁寧にコーヒーの選び方や楽しみ方を教えてくれます。お客様の好みや気分に合わせておすすめの一杯を提案してくれるため、コーヒーの新たな魅力を発見することができます。
生豆珈琲焙煎香房グラーノでは、忙しい日常から離れて心地よい時間を過ごし、コーヒーの香りと味わいを存分に楽しんでいただくことが最も重要です。ぜひ、リラックスしたひとときを過ごしに訪れてみてください。
外観
取材を通して、永田純さんと奥様が営む生豆珈琲焙煎香房グラーノの魅力を深く実感しました。お店は目黒銀座商店街から少し脇に入った突き当りにあり、店の外観はシンプルな壁面のレンガに蔦が絡まり、日常から少し離れた隠れ家的な雰囲気を醸し出しています。
店内に入ると、たくさんのコーヒーの生豆と焙煎機、その奥にカウンター席とテーブル席が目に入ります。カウンター席では、焙煎や抽出の過程を間近で見ながらコーヒーを楽しむことができ、テーブル席は友人や家族との会話に最適です。インテリアは永田さんの好きな喫茶店の要素を融合させ、知人の設計士が手がけました。一本板のカウンターやその上の木の梁、柔らかい照明が温かみのある雰囲気を作り出しています。
店内のディテールにも永田さんのこだわりが光ります。手作りのコーヒー豆に関する説明書き、カウンターにあるコーヒー豆の焙煎度合いがわかるように並べられた瓶などもあり、コーヒー文化への敬意と愛情が感じられます。
永田さんのコーヒーに対する情熱と、お客様への思いやりが詰まった生豆珈琲焙煎香房グラーノは、シンプルで温かみのある外観と、細部にまでこだわりが感じられる店内で、訪れる人々に特別なひとときを提供します。
店舗情報
| 店名 | 生豆珈琲焙煎香房グラーノ |
|---|---|
| 住所 | 東京都目黒区上目黒2-17-16 |
| 座席数 | カウンター5席、テーブル席（2人席×3） |
| 営業時間 | 月・木～土12:00～18:30、日祝12:00～18:00 |
| 定休日 | 火曜日、水曜日 |
| アクセス | 東急東横線、東京メトロ日比谷線「中目黒駅」から徒歩５分 |
| 決済方法 | 現金、クレジットカード、Paypay |
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